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※以下に記載する占いの説明文は当サイト管理人の拙い知識を簡単にまとめたものにすぎません。思い込みなどによる誤った表記が混じっている可能性もありますので、参考程度に閲覧して下さい。

西洋占星術

 占星術、星占いなどと言う場合、ほとんどはこれを指す。世界中でもっともポピュラーな占い。

 起源は5千年以上も遡るらしい。昔のホロスコープ(事象が発生した時点の天空配置図)は円ではなく、四角だったこともある。
 西洋史とも深く関わっており、古代から支配者たちはお抱えの占星学者に自身の運命を占わせた。16世紀のフランス王アンリ2世の頓死を予言したノストラダムスは特に有名。現代でも、アメリカの大統領が占星学者の意見を用いて判断を下すなどということがあるようだ。

 黄道12宮(地球を中心点として描いた円の外周を黄道といい、その円を、黄道上の春分点を起点として12等分して、反時計回りにそれぞれ、おひつじ座・おうし座・ふたご座・かに座・しし座・おとめ座・てんびん座・さそり座・いて座・やぎ座・みずがめ座・うお座と名付けて分類したもの。12星座。12サイン)に、誕生した瞬間どのように天体が配置されていたかを表した図をホロスコープ或いはネイタル・チャート(出生図)という。このホロスコープで、人生の浮沈や個人の性格などを読み解く占い。

 今日の占いで「かに座のあなたの今日の運勢は…」などと書かれている場合は太陽が位置する星座だけで運勢を判断しているが、本格的な西洋占星学では、少なくとも主要な10天体(太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)の配置と、アセンダント(東の地平線)を起点として12に分割したハウス(室)との関係を精査して占う。

 簡単にあげておくと、アセンダントから始まる1室は基本的な本人の資質(ルックスや才能)を示し、2室は所有や財産に関わること、3室は知識や言葉などコミュニケーション関係、4室は家庭、私生活全般、5室は趣味や遊興、子供に関わること、6室は労働と実務、健康に関すること、7室は契約全般、結婚に関わること、8室は死と遺産、深層心理に関わること、9室は貿易や遠距離移動に関すること、10室は社会性、職業に関わること、11室はグループ活動、仲間意識に関わること、12室は贖罪や奉仕活動に関係することを示すと言われている。

 1室――殊にアセンダント付近に木星が位置していると美貌や才能に恵まれ、土星が位置すると障害が現われやすいと言う。全体のホロスコープの状況によっては、そう単純にはいかないようだが、ただ、1室に木星を持つ有名人には秋篠宮妃紀子様と吉永小百合さんがいる。

 天体同士のアスペクト(角度)を重視する説もあり、最も好ましい角度は120°で、特に三つの天体が三角形を形成するグランドトラインと呼ばれる配置は人生に安定的で良好な影響を与えるとされている。逆に、天体同士が向かい合った180°のアスペクトは激しい緊張関係を生じてただならぬ事態をひき起こすハードな配置であり、人生に破壊的な作用を及ぼす危険性を持つとされる。

 

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四柱推命(五行推命)

 占いの番付があるとしたら、東洋の横綱格は文句なくこれだろう。約1500年前に中国で発祥し、政治や軍略の重要な決断を左右してきた。

 この世の事象を相対する陰と陽の二種に大別し(陰陽説)、次いで、物事の性質から木・火・土・金・水に分類(五行説)、この考え方を基本として十干を導き出し、さらに時間や方位を表す十二支と絡めて森羅万象を占う。

 十干、十二支共に陰と陽に分かれ、さらに五行のエレメンツに分類される。

十干の分類

 木=  甲(陽) 乙(陰)
 火=  丙(陽) 丁(陰)
 土=  戊(陽) 己(陰)
 金=  庚(陽) 辛(陰)
 水=  壬(陽) 癸(陰)

十二支の分類

木=  寅(陽)   卯(陰)
 火=  午(陽)   巳(陰)
 土=  辰・戌(陽) 未・丑(陰)
 金=  申(陽)   酉(陰)
 水=  子(陽)   亥(陰)

 個人の人生を占う場合、生年、月、日、時の4本の柱に陰陽五行説から導き出した十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)の組み合わせを配し、そのバランスや作用などを精査して占うことになる。また、流派によって十二支から生じる干を蔵干として加えることもある。ちなみに、年柱は親や祖先からの影響、月柱は家族兄弟、パートナーからの影響、日柱は本人の資質、時柱は子供からの影響を表すといわれる。

 五行にはお互いに相生、相尅、比和という作用関係があり、育てたり、抑制したり、邪魔したり、助け合ったりする。その関係を10タイプに表したものが通変星(比肩・ひけん、劫財・ごうざい、食神・しょくじん、傷官・しょうかん、偏財・へんざい、正財・せいざい、偏官・へんかん、正官・せいかん、偏印・へんいん、印綬・いんじゅ)であり、個人の性格や能力を示す。日柱の天干からそれぞれの柱の干支に通変星をあてはめる。月柱の支に割り振られた通変星を元命と称して、基本性格とする。

 簡単にそれぞれの性格を記述しておく。比肩は我が強くマイペース、劫財は強情で支配者的気質、食神は社交的でグルメ、傷官はトラブルメーカーで芸術家肌、偏財は商売っ気旺盛で敏感、正財は几帳面で堅実、偏官は繊細で、好奇心旺盛。正官はバランスのいい常識人、偏印は頭脳明晰だが、変り者。印綬はマジメな優等生。

 相手を尅す作用関係の内、偏印が食神を尅す作用には破壊的な強さがあると言われていて、偏印を「倒食」と呼ぶこともある。

 食神という星はあまりに恵まれていて、何の努力も無しに人生の美味しいところを享受できる運を持っているため、好戦的で根性の入った偏印に出会うと弱点をさらしてしまうらしい。苦労知らずの坊ちゃまが熱血教官にぶっ飛ばされるような感じだろうか?
 食神の元命を持った人が偏印の年に巡ると、かなり辛い一年を送ることになるというが、人によっては偏印の年は喝が入ったようにやる気が出るので悪くないとも言うらしい。それに、倒食の命式を持つ人は、いくら食べても太らない体質が多いそうだから悪いばかりじゃなさそうだ。

 また、女性の場合、命式に正官と傷官が並ぶと夫運に恵まれないともされるが、これも命式によって違いが大きいだろう。

 四柱には日柱の天干からそれぞれの支に割り振る十二運(長生・ちょうせい、沐浴・もくよく、冠帯・かんたい、建禄・けんろく、帝旺・ていおう、衰・すい、病・びょう、死・し、墓・ぼ、絶・ぜつ、胎・たい、養・よう)がある。事象が辿るプロセスを表したもので、運の強弱を示す。大雑把に分類すると、冠帯・建禄・帝旺・長生が盛運、胎・養・沐浴・墓が平運、衰・病・死・絶が低運になる。

 毎年の運を歳運といい、10年単位の運を大運という。大運を割り出すには煩雑な作業が必要になるので省くが、10年単位の期間が3単位(30年)集まって更に一つの大きな運勢単位を作る。その30年運から次の30年に移行する期間は運命の大変動があるので、人生で最も注意を要する期間なのだそうだ。

 四柱推命は様々に研究され、編纂されて今日に至る占いであり、その全てを把握するのは不可能とも言われる。一時期流行した天中殺や大殺界も元ネタは四柱推命で言うところの「空亡」に由来している。奥が深く、一朝一夕では理解し難い占いなのだ。

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易占い(卦)

 紀元前2〜3世紀には中国で既に確立されていたという説もある、非常に古い歴史を持つ占い。儒教の五経のひとつ。周易。易経。

 易占いとは、運命の変化を表す卦(け:長めの横棒と短めの横棒を色々に組み合わせたような記号)を選び取って人生がどのような変化状況にあるかを占うもの。易とはトカゲの意を持つ象形文字で、易の確立者がトカゲの体色変化を万物流転の象徴と見立てたのだそうだ。

 卦には八卦(乾、兌、離、震、巽、坎、艮、坤)と、八卦の組み合わせによる六十四卦があって、卦が記された筮竹(ぜいちく)という棒をシャッフルして占うのが基本形らしい。「当たるも八卦、当たらぬのも八卦」という決まり文句を唱えるのがお約束とか。「当たらなくても怒んないでね」っていう前フリかもね。
 筮竹はただ混ぜればいいわけではなく、難しい作法がある。卦の意味を判断するのも専門家じゃないと無理なくらい難解らしい。

 中国発祥の占いはどれも初心者泣かせだ。

 

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タロット・カード

神秘的な絵柄が描かれたタロット・カードは、手に取って眺めるだけでもミステリアスなときめきを感じさせられる。占いムードを演出する小道具としての価値も高い。

 タロット・カードの起源には諸説があり、いずれも決め手に欠けるらしい。たぶん、よくわからないんだろう。確かなのは15世紀頃のヨーロッパ貴族の間で流行して定着したということだけだ。当時は専らカードゲーム用に使われていたようで、占いカードとして認知されるのは18世紀に入ってからだと言われている。手描きのタロットで、現存するデッキは歴史的にも美術的にも貴重なものである。

 タロット・カードは、示唆に富んだ絵柄が描かれた大アルカナ22枚とトランプの原型とされる小アルカナ56枚から構成される。

 全部のカードで占うことも勿論あるが、実際には大アルカナカードだけを使って占うことが多い。占い方は様々だが、だいたいは占い師か客のどちらかが伏せたカードをシャッフルし、数枚を選んで並べる。並べるカードの数も並べ方も千差万別。絵柄が正位置ならカードのそのままの意味で占い、逆位置なら反転した意味で占う。

 大アルカナ22枚の一般的な意味を簡単に記述しておくが、占い師によってカードの意味にもだいぶ違いがある。一人占いをするなら、絵柄を見て独自のインスピレーションを働かせてみるのも愉しいだろう。

 愚者 ・・・(正位置)冒険・可能性  (逆位置)愚行・軽はずみ
 奇術師 ・・(正位置)創造性・前向き (逆位置)詐術・弱腰
 女教皇 ・・(正位置)英知・分別   (逆位置)不勉強・利己的
 女帝 ・・・(正位置)包容力・満足  (逆位置)虚栄・過剰
 皇帝 ・・・(正位置)父権・社会性  (逆位置)未熟・無責任
 教皇 ・・・(正位置)慈悲・理解者  (逆位置)無援・吝嗇
 恋人 ・・・(正位置)外交・引立て  (逆位置)裏切り・破局
 戦車 ・・・(正位置)闘争心・勝利  (逆位置)停滞・退却
 正義 ・・・(正位置)公正・均衡   (逆位置)不平等・優柔不断
 隠者 ・・・(正位置)探求・深謀遠慮 (逆位置)閉鎖性・陰険
 運命の輪 ・(正位置)チャンス・転機 (逆位置)不運・悪化
 剛毅 ・・・(正位置)勇気・強行   (逆位置)力不足・失敗
 刑死者 ・・(正位置)苦難・試練   (逆位置)徒労・免責
 死 ・・・・(正位置)終止符・清算  (逆位置)再生・復活
 節制 ・・・(正位置)調整・堅実   (逆位置)不摂生・消耗
 悪魔 ・・・(正位置)邪心・泥沼   (逆位置)覚醒・良心
 塔 ・・・・(正位置)破滅・転落   (逆位置)危機回避・現状打破
 星 ・・・・(正位置)希望・憧れ   (逆位置)失意・あきらめ
 月 ・・・・(正位置)狡猾・混沌   (逆位置)明瞭・確定
 太陽 ・・・(正位置)幸福・成功   (逆位置)延期・不満足
 審判 ・・・(正位置)吉報・結果   (逆位置)肩透かし・幻滅
 世界 ・・・(正位置)達成・完璧   (逆位置)中途半端・尻つぼみ

小アルカナは前述したようにトランプの原型と言われている。スペードに対応する剣(ソード)、クラブに対応する棍棒(ワンド)、ハートに対応する聖杯(カップ)、ダイヤに対応する金貨(コイン)の4組がそれぞれ1〜10の数字カードを持ち、更にそれぞれ小姓(ペイジ)・騎士(ナイト)・女王(クイーン)・王(キング)の4枚の人物カードを持つ。

 全てのカードの意味は省略するが、剣のエースは勝利を、棍棒の7は交渉成立を、聖杯のクイーンは精神的幸福を、金貨のキングは物質的成功をそれぞれ示唆する。

  

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血液型占い

 占いの中で、日本人の生活に一番とけこんでるのはこれなんじゃないだろうか?

 歴史は浅く、血液型そのものの発見が20世紀に入ってから。
 日本では第二次世界大戦中に軍が研究し、兵隊向きと思われるO型だけの隊を作ろうという計画が大真面目で検討されたというが、結果は失敗、O型は命拾いした。(ただでさえ少ないのに)

 この占いは、血液型の種類――もう少し詳しく言うと、赤血球表面上にある糖タンパクの種類――で、A型、B型、O型、AB型という4タイプに分別する性格占い。

 たった4種類のなかに全ての性格を押し込んじゃうのは、かなり強引じゃないのかとか、血液型をしつこく聞きたがるヤツがいてうざいとか、批判されることも多い占いだが、なんとな〜く当たってるとこもあるかもしれない…どこか否定しきれない…そんなスタンスの人が多い気がする。

 いまさらという感じだが、それぞれの性格を簡単に記述しておく。

 A型はマジメで常識からの逸脱が少なく、万事にきっちりしている。意外性と想像力に欠けるところがあり、周囲に同調しやすい。
 B型
はお調子者で自己中心的。自分の意志や好みを最優先し、周囲の状況を考慮しない。ノリはいいが浅はか。冒険するが無反省。
 O型は包容力と指導力に優れる調整型。思慮深いが、鈍重なところがある。温和だが、頑固。時代に乗り遅れがち。損得に無頓着。
 AB型は変人と天才のボーダーが多い。空気は全く読まない。二面性があって、つかみどころが無い。アイデア豊富だが気まぐれ。

 4つの型にはそれぞれ不和と保護の相関関係があって、A型とB型は水と油、最も強い離反作用を生じる。

 O型とAB型も相手を受容しにくい関係だが、作用は弱め。干渉し合わなければ、そう悪くもない。

 O型は大概の者と融和するが、なぜか同じO型とは対立関係が生じやすい。A型との関係では干渉を受ける側になるため、重圧を感じやすくなる。B型に対しては自分が保護する役回りになるので、パートナー選びでは最も収まりがいい。

 O型とは逆に、AB型は他の血液型とはいずれも馴染みにくいが、同じAB型とだけは相性バッチリ。

 A型同士は最高に良好な関係を築け、B型同士も良好。

 B型はAB型を面白いと感じ、長所を評価するが、AB型はB型の楽天主義に振り回されて疲労する。A型はAB型を理解できない。

 ふと気がつくと、身の回りに自分と同じ血液型ばかりが集まってたり、なんか苦手だな〜と思う相手が決まって、ある一つの血液型だったりする。…とすれば、血液型占いは当たってるんだろうか?
 でも一方で、型破りで人を驚かすパフォーマンス大好きな新庄みたいなA型もいるし、緻密でクレバーなイチローみたいなB型もいるわけで…やっぱり、この占いとは半身の構えで付き合っていくのがベターかも。

  

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姓名判断(名前占い)

 発祥は漢字圏の場合、当然中国…と思ったら、一説によると最初の提唱者は日本人で、時代は明治初期とのこと。意外に新しい占いだったらしい。四柱推命の五行と絡めて占う方法もあるが、画数のみで占うことが多い。
 アルファベットの姓名判断というのもある。画数のほかに、Aから順に1〜5の数字を割り振るやり方や、カバラ数秘術と関連付けて占うやり方など多種多様。

 その他にも、名前の音読みで占う占いや、もっと簡単に印象から霊感?で判断するものまでいろいろある。
 

 漢字の姓名判断の場合、姓の総画数を天格、姓の後尾字と名の頭字の和数を人格、名の総画数を地格、姓の頭字と名の後尾字の和数を外格として、姓名の総画数と共にそれぞれ占うやり方が最も一般的である。

 総画数は総合的な運を、天格数は祖先や親から授かる運、人格数は主に仕事運、外格数は社会運、地格数は性格や才能を表す。が、これは流派や占い師によって様々であり一定しない。

 画数の数え方もまちまちで、通常使用している漢字の画数でそのまま占うか、旧字体に直して占うか流派によって違ってくるようだ。例えば、サンズイ偏は通常なら3画だが、水が語源であることから4画と数えるとか、漢数字は字画ではなく数字で数えるとか(七→7、八→8)いう占い師もいる。

 画数には吉数と凶数があって、これは流派によって多少のばらつきはあるものの似通った診断結果が出ている。しかし、単純に数字を吉凶で振り分けるだけというのはちょっと乱暴な気もする。同姓同名でありながら、天と地ほども差のある人生を歩むことだってあるだろう。

 では、姓名判断は当たらないのだろうか?…この問いに答えるほどの知識はないが、バイオリズムの振幅の大きさには関係するように個人的には思える。大凶数、凶数といわれる総画数の持ち主には破格のパワーで上昇したり、下降したりするケースが多いようだ。逆に、吉数を総画に持つと、良くも悪くも波乱が少ないように思える。

 南米では子供に偉人の名を付けて魔除けにし、無事な成長を願う習慣があるらしいが、これも一種の姓名判断と言えるだろう。生まれてきた我が子の幸福を託す、「祈り」の占いなのかもしれない。

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おみくじ(御神籤)

 初詣の定番イベント。誰でも一度くらいは引いたことがあるはず。

 歴史は古く日本書紀にも記述があるというが、定着したのは10世紀頃らしい。比叡山の天台宗座主、元三大師の名を冠した「元三大師百籤」が現在のおみくじの原型と言われている。

 政治的な判断をおみくじに委ねた例もある。1242年、後嵯峨天皇は鶴岡八幡宮のおみくじで即位し、1428年、足利義教は岩清水八幡宮のおみくじで室町幕府の第六代将軍に就いた。
 NHKの大河ドラマなどに明智光秀が本能寺の変を起こす直前、愛宕神社でおみくじを引くシーンがよくある。立て続けに大凶を引き、引いては破り捨てるような暗示的な場面だが、これも史実らしい。

 通常、運勢の指針となる吉〜凶は7段階で、大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶>大凶というのが最も一般的ではないかと思う。正式には大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶>小凶>半凶>末凶>大凶と12段階あるんだそうだ。(半吉なんて引いたことないや)

 近所の神社では凶くじを置いてないみたいだが、たぶん、新年早々凶を引くとムカついて二度とそこには参拝しない客が多いため、ビジネス上の配慮によるんじゃなかろうか? (祖母に言わせると凶は底が見えたということでむしろ幸運だけど、大吉は運が極まって凶に転ずるのでかえって悪い、小吉あたりが一番いいんだって)

 読み終えたおみくじは神社の境内にある木の枝に結んでくるのがお約束。
 ただ、これにもルールがあるそうで、凶、大凶くじはその場で結び、大吉などはありがたく持ち帰って、しばらく経ってから改めて結びに来るのが神社仏閣推奨のマナーだという。注意点としては、ペッと破いて生ゴミと一緒に捨てたりするのはもってのほか、神様のご託宣なのでそれなりに敬意をもって扱うべきだそうです。

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特定アイテム占い

 人間が最初に始めた占いって、たぶん、なにか特定の「モノ」での占いだったんじゃないかと思う。
 石を投げてどこかに当たったら運がいいとか、土をこすって、できた模様でその日を占うとか、きっとそんなこと。
 卑弥呼の時代には亀甲占いというのが行われていて、亀の甲羅を焼いてできた模様で森羅万象を占ってたし、古代のヨーロッパ人は捕虜や生贄の内臓で吉凶を占ってたらしい。(さすが肉食系、やることが違うね)

 靴(大昔は下駄)を飛ばして明日の天気を占うのも「特定アイテム占い」のひとつだろう。表なら晴れ、裏なら雨、横向きなら曇りだっけ? 気象庁に下駄占い係がいるって聞いたことがある。気象衛星のデータからの予測と下駄占いの予測の当否確率がほぼ横一線だったっていうけど、マジだろうか?

 道に迷ったら、分かれ道になるところで杖か木の枝を垂直に立ててパッと手を離す。倒れた杖が指し示した方へ歩く。これもアイテム占いの一種だが、冬山とかではやらない方が無事。
 似たやつで、テストで選択方式の問題が出たら、あらかじめ上下左右に答えを割り振っておいてから鉛筆を立てて手を離す。倒れた方の答えを書く。考えても判らない問題なら、当たればめっけもの。

 人生の選択に迷ったら、とりあえずコインを投げる。表が出たらGO! 裏が出たらSTOP!

 これもかなり古典的なアイテム占い、花びらを一枚一枚むしって「好き、嫌い、好き…」と交互に占い、最後の一枚の花びらがどちらになるかで恋の行方を占うもの。

 他には――例えば、色占い。人間が色には性格があるって気づいたのはいつからだろう?。
 フォーマルな席や葬儀で黒を使うのは多くの国、地域に共通する。人は黒に慎み深さを感じるということだ。赤に情熱を感じ、青に若々しさを、ピンクにかわいらしさを感じるのもほぼ万人に共通するだろう。
 それから好きな色、嫌いな色。なぜかその色を着るといいことが起きる、この色を着ると心が弾む…そんな自分なりのラッキーカラーを持ってる人もいるはず。だったら好きな色で、その人の性格を占うこともできると誰かが考えたんだろう。

 飲食物で占う占いも数多い。
 子供のとき読んだ「ティースプーンおばさん」っていう童話で、主人公がコーヒー占いをやってた。コーヒーを飲んだあとカップの底に残るコーヒー豆の滓(カス)の模様で占いをする。記憶が曖昧だけど、十字型ができると「怪我に注意」でハート型だと「幸運」だったような…。
 インスタントコーヒーじゃ残り滓なんて出ないから占いには不向きだけど、味噌汁とか日本茶なら代用できそう。
 ミルクを注いだ時にできる模様で占うコーヒー占いもあるらしい。きれいに円状の渦ができるとハッピー、ぐちゃぐちゃだとアンハッピー。

 目玉焼き占いというのもある。黄身が真ん中に焼けたらラッキー、偏ってたらアンラッキー。

 ラーメンを食べる前に割り箸をどんぶりの中央に差す。5秒間まっすぐ立ったら願いが叶う。

 この他にもカレーライス占い、饅頭占い、クッキー占いなどなど、食べ物の数だけ占いはできそう。つーかユーモア系なら、あらゆるアイテムで占いが可能だと思う。自分で自分なりの占いアイテムを作ってみるのも面白い。

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性格占い

 占いには、吉凶や幸不幸を占うものと性格を占うものがある。
 性格占いは、統計学の一種と言ってもいいだろう。

 ◆ 西洋占星術の12星座(太陽星座)の性格を簡単に記述してみる。

 おひつじ座 : 率直。正直。やや単純で子供っぽい。勇気があり、不正を嫌う。保守的なところがあり、変わったものが苦手。
  おうし座 : 強情。不屈。誠実で粘り強い。新しいことや投機的なことに警戒感を持つ。やや閉鎖的。根性が据わってる。
  ふたご座 : 器用。敏捷。知識が幅広く、世間知にも長ける。損得に敏感で、やや先走りの傾向がある。浮気性。口が上手い。
   かに座 : 従順。繊細。物事の習得が早い。物覚えがよく、気が利く。環境に馴染みやすい。悪影響も受けやすく、主体性が不足。
  しし座 : 威圧。独裁。リーダーシップがあり、人望もある。一方で何事も自分中心でないと気が済まない。やや内弁慶。
  おとめ座 : 実直。冷静。実務能力に長け、数字に強い。悪化を食い止め、問題を処理するのが得意。クール過ぎて可愛げが無い。
 てんびん座 : 優雅。贅沢。社交的で美的センスに長ける。無意識型の自己中心性があり、自分の趣味嗜好を優先させる。のん気。
  さそり座 : 執着。深慮。こだわりが強く、一つの情念に囚われやすい。二面性を持つ。何も見てないようでいて、鋭く洞察する。
   いて座 : 強引。馬力。瞬間的な集中力に優れ、天才肌。持久力は不足。諦めが早い。思い通りにならないと荒れる傾向。
   やぎ座 : 勤勉。野心。上昇志向が強く、常に自分なりの方法を見出して進む。孤独癖があり、非友好的。完全主義者。
 みずがめ座 : 干渉。包容。調整型のまとめ役。世話好きで口うるさい。管理能力に長ける。仲間意識が強い。組織に忠誠心を持つ。
   うお座 : 無垢。放埓。夢想家肌。涙もろく、素直。耽溺性があり、一つのことにのめり込む傾向。自己管理能力がやや不足。

 ◆ 四柱推命の通変星による性格(四柱推命の項と一部重複)

 比肩 : 我が強くマイペース。冒険心と独立心が旺盛。実行力がある。
 劫財 : 強情で支配者的気質。頑固で偏屈な面もある。粘り強い。
 食神 : 社交的でグルメ。のん気で平和主義。高級志向でセンスがいい。
 傷官 : トラブルメーカーで芸術家肌。本心を隠す傾向。探究心がある。
 偏財 : 商売っ気旺盛で敏感。一発狙いで気まぐれ。大衆心理を掴むのが上手い。
 正財 : 几帳面で堅実。有能で働き者。想像力には欠ける。合理的。
 偏官 : 繊細で好奇心旺盛。欲深いところがある。心配性。気が利く。
 正官 : バランスのいい常識人。正直。品格がある。やや単純。
 偏印 : 頭脳明晰だが変り者。意志を押し通す。プライドが高く、努力家。
 印綬 : マジメな優等生。調整能力に長ける。温厚で親切。やや干渉がましい。

 ◆ 血液型による性格(血液型の項と重複)
  A型 : マジメで常識からの逸脱が少なく、万事にきっちりしている。意外性と想像力に欠けるところがあり、周囲に同調しやすい。
  
B型 : お調子者で自己中心的。自分の意志や好みを最優先し、周囲の状況を考慮しない。ノリはいいが浅はか。冒険するが無反省。
  O型 : 包容力と指導力に優れる調整型。思慮深いが、鈍重なところがある。温和だが、頑固。時代に乗り遅れがち。損得に無頓着。
 AB型  変人と天才のボーダーが多い。空気は全く読まない。二面性があって、つかみどころが無い。アイデア豊富だが気まぐれ。

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心理占い

 心理を占うという場合の「心理」とはたいがい「深層心理」のこと。

 人間の心理の内、意識されるのは全体の一割に過ぎず、大半は意識の底に潜んでいる。ただ潜んでいるだけでなく、深層心理は人間の行動を様々に操るらしい。
 例えば、後ろめたさを感じているような時には話すテンポがやたら速くなったりするし、動作も落ち着かなくなる。誰かを好きになると、なぜかその相手に小さな意地悪を繰り返したりする。人によってはぶっきらぼうになったり、無視したり。

 何気ない行動やしぐさに隠された本心を知ることができれば、恋愛から社会生活全般まで楽勝で切り抜けられる。心理占いを生活に役立てるなら自分の心理を占うんじゃなくて、自分の周囲の誰かを占うべき。

 基本的には深層心理と行動は裏腹になりがちで、人間は本心をできるだけ隠そうとするらしい。

 相手が好意を露骨に示してきたら、とりあえずは警戒したほうがいい。よくてナンパ、最悪なら詐欺かも。

 デートのとき、相手が自信満々でカッコよくに見えたら不誠実なタイプの可能性。いくじなしに見えたらあなたに本気。

 小さな仕事を頼んだとき、そっけない態度で仕事がていねいだったらあなたにLOVEの可能性。ていねいな態度で仕事がおざなりだったら脈無し。ていねいな態度で仕事もていねいだったら異性として意識されてない可能性。態度も仕事もザツだったら、すごく好かれてるか嫌われてるかどちらかで中間は無い。

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